我が家の寝かしつけ事情 ~2歳編


子どもと1日向き合って過ごし、さぁこれから寝ていただきましょう、とベッドに向かうも、そこから子どもが寝付くまで、長い長い時間がかかってしまうことは、世のお母さんたち共通の切実な悩みです。

我が家の息子は2歳9ヶ月になりますが、どちらかといえば寝かしつけに時間がかかる方で、短くても30分、長いと1時間オーバー、1日の終わりにこちらの忍耐力を試される日々です。

0歳の娘と二人、まとめて寝かしつけるのですが、どちらもご機嫌が悪いと、二人同時に泣き出すという最悪の状況になることもあって、毎日、今日はどうなるかなぁと、少しばかりドキドキしながら寝室へ向かいます。

お恥ずかしながら、あまりに寝ようとしない息子の様子にしびれを切らし、「早く寝なさい!」とカミナリを落としては、なかば泣きべそをかきながらやっと寝付いた息子の寝顔を見て、自己嫌悪に陥ることも少なくありません。

日中、よく活動すると夜はよく寝ると聞くので、午前中は公園やお散歩に連れていくようにもしてはいるのですが、まだお昼寝が必要な年齢でもあり、お昼寝で2時間くらい寝てしまうこともあってか、夜はすんなり寝てくれることは稀です。

多かれ少なかれ、寝かしつけに悩むお母さんたちは、みなさん同じような状況ではないでしょうか。

 

この状況をどうにかしたいと思い、どうせ1時間かかるならと、時間がかかるのはしょうがないと割り切って、30分くらい、ひたすらおしゃべりすることに決めました。

 

「今日、どこ行ったっけ?」

「明日どこに行きたい?」

「何がおいしかった?」

「保育園どうだった?」

「お父さんのどこが好き?」

こんな、たわいのない会話ですが、息子の答えからさらに話をふくらませたりして、結構盛り上がります。

 

息子は周りの子と比べて言葉が出てくるのが早く、言葉でコミュニケーションを取るのが容易なこともあり、普段からよく会話をします。

でも、ついつい家事の片手間だったり、0歳の娘のお世話をしながらだったり、完全に面と向き合って会話をする時間はなかなかとれていないのが正直なところです。

なので、電気を消して、体を密着させて、目を見て、スマートフォンをいじることもなく、何にもじゃまされることなく話ができるベッドの中は、息子と向き合うことのできるとてもいい環境。

息子も、いつも以上に甘えてきて、そらをとてもかわいいなと思います。

そのとなりで0歳の娘は、うにゃうにゃ言いながらも、だいたいは一人で寝てくれるので、私も、このときばかりは覚悟を決めて息子と一対一で向き合えます。

こちらの疑問形に息子が答える形が多いので、息子が言葉で説明することの練習にもなります。

また、そんなこと考えてたんだ!という気づきがあったりもして、すごくいい時間です。

そして、ひとしきりあれこれと話し切ると、息子も満足するのか、くるっと私に背を向けて、数分ですーすーと眠りにつく、というパターンが定着しています。

そんな息子の背中を見つめながら、もっとおしゃべりしたかったなぁと思いながらバイバイすることができて、私も精神的にとってもラクです。

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寝かしつけは、それが終わらないと残った家事にとりかかることもできず、寝落ちするリスクもあり、なんとかサクッと簡単に済ませたいなぁと、試行錯誤する毎日です。

一方で、いつまでこうやって添い寝で寝かしつけすることができるのかと考えると、もしかしたら、あっさりおやすみできる日が、もうすぐそこまで来てるのかもしれないのです。

お母さんがいなくても、一人で寝れるから大丈夫だよ、と言われる日が。

そう思うと、お母さんがとなりにいなきゃ寝られないと言われて、ベッドの中でヒソヒソ話ができる今を、どうせなら楽しまなきゃな、と思うのです。

 

 

 

 

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