「離乳食の余った食材で簡単おやつ」


生後56ヶ月から始まる離乳食。

「つぶす、きざむ、」を基本とし、月齢や個人のペースによって食べられるものも調理方法も変わっていきます。

一回食から二回食、三回食になる頃には食べられるものもどんどん増えてきますよね。

 

離乳食を作るにあたって困るのが、食材を使いきれないこと。

まだまだ食べる量は少なく、一回に使用する量も少量です。作り置きをしたり冷凍保存をしていても使いきれなかったということはありませんか?

そこで、今回は離乳食を作る際に余りがちな食材で、簡単で栄養たっぷりのおやつをご紹介します。

 

 

*離乳食から使用する食材

 

今回、使用する食材は

・食パン

・バナナ

・きな粉

です。

 

栄養豊富なバナナは高カロリーと思われがちですが、実は一本約86kcalと低カロリー!

その上、日常生活で不足しがちな栄養がバランスよく含まれている為、赤ちゃんだけでなくお母さんの健康にも欠かせない果物です。

バナナに含まれるビタミンB2は発育を助けるだけではなく肌の新陳代謝を促し、健康な肌や髪を作ります。マグネシウムは歯や骨の形成を助けカルシウムの吸収を促進します。またビタミンB6は、タンパク質の代謝を助け血液や筋肉になり肌荒れ予防にもなります。

また、きな粉は健康食材としてだけではなく美容効果の高さもよく知られています。大豆を原料としていますので、大豆と栄養素はほぼ変わりません。

離乳食にも風味づけ程度から使用でき、赤ちゃんにも嬉しい栄養満点食材です。美肌効果や整腸作用、バストアップやアンチエイジング効果があります。また、出産後に必ずくる抜け毛にも嬉しい、育毛促進効果があります。葉酸が豊富に含まれているので、妊婦さんだけでなく授乳中のお母さんにも心強い食材です。

 

今回は、これらを使ったおやつを二品ご紹介します。

 

 

*きな粉ラスク

材料

サンドイッチ用食パン・・・4枚程度

バター(マーガリン)・・・20g

砂糖・・・大さじ1

きな粉・・・お好みの量

 

サンドイッチ用食パンを、一口大より少し小さめにカットする。

耐熱皿の上に重ならないように並べて、600Wのレンジで1分加熱する。

レンジで加熱している間に、フライパンにバターを溶かす。

加熱した食パンをフライパンに入れ、表面に焼き色がつくまで揺すりながら炒める。

焼き色がついたら砂糖をまんべんなくまぶし、熱で溶かしながら食パンにいきわたらせる。

お皿に移し、上からきな粉をかけ混ぜ合わせたら出来上がり!

 

食パンにバターを塗る手間もかけずに、カリッとしたラスクが仕上がります。

仕上がりに蜂蜜をかけたりと、アレンジを加えて食べるもよし。

お好みのラスクに仕上げることができます。

 

 

*簡単バナナケーキ

材料

バナナ・・・一本

卵・・・一個

ホットケーキミックス・・・75g

 

オーブンを180度に予熱する。

バナナをボールに入れ、フォークで荒く潰す。

卵を割り入れ、混ぜる。

④③へホットケーキミックスを入れ混ぜる。

鉄板にオーブンシートを敷き、生地を流し込む。2,3センチの厚さになるように平らに広げる。

180度のオーブンで、30分焼く。

 

バターや砂糖を使わずに焼き上げるので、罪悪感もなし!バナナは真っ黒になったくらいの完熟バナナを使うと優しい甘さが引き立ちます。潰す際には、ブレンダーなどでドロドロにしてもかまいません。

また、離乳食で余った林檎やサツマイモを混ぜても美味しくいただけます。

甘さが欲しい時には、チョコチップを混ぜるとスイーツ感が増しますよ。

 

 

 

日々の育児に追われる毎日。

手軽にできるおやつで、ほっと一息つける時間を持てるといいですね。

頑張るお母さんの自分へのご褒美のお供に、是非ご賞味ください!

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