2歳頃から考え始める「トイレトレーニング」。
とは言え、「どのタイミングで初めて、どう進めたらいいの?」と思う方も多いのではないでしょうか?我が家の体験談と保育士経験を通してのト
イレトレーニングについてお話ししたいと思います。
【1.トイレトレーニング、いつから始めるの?】
息子はオムツが濡れても「しっこ出た。」と言いませんでした。なので、2歳になってからスタートしました。丁度、6月生まれという事もあって季節的にも始めやすかったというのもあります。
スタートするのは、やはり寒い季節よりは春~夏の暖かい季節が始めやすいようです。
子どもによっては、紙パンツにおしっこが出ると「しっこ出た。」と言ったり、気持ち悪さを機嫌の悪さで伝えたり、自ら紙パンツを脱いで教えるようになります。そのような子どもからのアピールもトイレトレーニングをスタートするタイミングです。
【2.おまる派?補助便座派?】
トイレトレーニングを始める時に、おまると補助便座のどちらを購入しようか悩みました。
長女の時におまるを出産祝いで頂いていたので使用したのですが、後始末が面倒臭い。そう思っていたのを思い出し、補助便座を購入しました。
いざ、補助便座を使ってトイレに座らせてみると、まだ幼い息子は足を開いてトイレに座るのが難しい、という状況でした。
かなり足を開かないといけなかったのです。
最初のうちはトイレに座る事も大変でしたが、少ししたら慣れました。慣れた、というよりは「トイレに行く楽しみ」を覚えたからです。
その楽しみとは、「トイレの水を自分で流す。」という行為でした。
これは保育園の子どもも同じなのですが、トイレに行って水を流す事を楽しみにする子どもが大半です。
「ジャーしにトイレに行こう。」と誘うと喜んで行く事が多いのです。このように、トイレに行く楽しみを見付けると喜んで行くようになり
ます。
他にも、トイレに子どもが好きなキャラクターの絵を貼っておいて「〇〇に会いに行こう!」と誘うのも方法だと思います。
まずは、「トイレに嫌がる事なく座る。」事が一つのステップです。
【3.トレーニングパンツを履かせてみる。】
トイレトレーニングを家庭で始めて一番大変な事は「床や畳がおしっこで濡れる。」事だと思います。私もそれは出来れば避けたかった。
ですが、多少なりとも濡れてしまう事は覚悟しないといけません。
そうしないと、トイレトレーニングは進まないのです。トイレトレーニングで最も必要な事は、『親の根気と覚悟』です。
トレーニングパンツを履かせてズボンを履くと意外と床がびっしょり!なんて事にはなりません。私は家で履くトレーニングパンツは厚手の物にしました。そうするとおしっこが出てもズボン迄で濡れるのを抑えられる事が多かったです。これは、子どものおしっこの量にもよると思うので、どの子どもにも対応する訳ではないとは思います。
最初は履かせて20分からスタートしました。濡れてなかったらトイレに座らせてみて・・・、を繰り返しました。
結局濡れておしまい、が続く日々でしたが。
【4.保育園とも連携して進めよう!】
保育園に通っている子どもは、保育園のスタッフとも連携して双方が同じペースでトイレトレーニングを行う
ようにしましょう。ここで、タイトルにもしている「保育園だけにしてはならず」です。
保育園だけでいくらトイレトレーニングを行っても、なかなか紙パンツ卒業にはなりません。家庭でのトイレ
トレーニングも必要です。
「オムツは保育園で取ってもらったわ。」と聞く事がありますが、そんな事はありません。
我が家は、平日早く帰宅出来た時はトレーニングパンツを履くようにしました。休日も外出するとなかなかト
レーニングパンツを履く機会がなかったりします。なので、短時間でもトレーニングパンツを履いてトイレに座
る習慣をつけるように努めました。
根気強く行くうちに、おしっこのタイミングが少しずつ分かって来ます。おしっこが出るタイミングが合い、
本人も「おしっこを出す感覚」が分かるようになり進んでいきます。
そのように続けたところ、息子は3歳前には昼間は薄い布パンツで過ごせるようになりました。
トイレトレーニングの時期って、丁度、2歳児の「イヤイヤ期」とも重なり、時に親子でバトルのような場面も発生
します(笑)。なかなかにして、トイレトレーニングの時期
は大変なもの。忍耐力がつきます(笑)。
そして、うんちが完全にトイレで出来るようになったのは3歳半になる前でした。とは言っても、まだトイレに間に合わない時もたまにある、現在3歳10ヶ月の息子です。
【5.夜のおむつ外しは別問題!?】
そんな息子ですが、夜はまだ紙パンツ着用です。今でも朝になると紙パンツにおしっこが出ているので、まだ
夜の薄パンツデビューは挑戦出来ないかな?と考えているこの頃です。この夏には夜の紙パンツも取れるように
実行しようと考えています。
「根気と覚悟」、「園任せだけでは紙パンツは取れない」事を心に留めてトイレトレーニングを乗り切りましょう!