2歳の息子。そろそろ、トイレトレーニングが気になるお年頃です。下の子が生まれてからというもの、2人分のオムツを買い続けるのは収納スペースを確保するのも大変だし、経済的にも辛く、とにかく管理が面倒!ということで、重い腰を上げてトイレトレーニングに取り組むことにしました。
比較的オムツが外れやすいと言われている夏がやってくるというのも、追い風になりました。
目次
1.はじめは保育園任せ
最初は、何から何まで保育園任せで、家では全く何もしていませんでした。保育園に任せていたらいつかオムツは外れるんだろうと、かなり他力本願でのほほんとしていた頃です。
2.予定外!保育園退園
第二子の出産を1カ月後に控えた頃、急に引っ越しすることになりました。市外への引っ越しで、当然保育園も退園。転居先では当分息子は保育園に預けることなく、日中は私が下の子と一緒に面倒をみることになりました。
そこで、今まで保育園任せだったトイトレを、家庭でやらなくてはならなくなってしまったので大焦りでした。
3.いよいよ補助便座購入
何から手をつけたらいいかわからない状態でしたが、まずは補助便座を購入。トイレに誘って、補助便座に座らせてみるところからのスタートです。以前通っていた保育園では、便座には座るけどそこから先にはなかなか進まない、と聞いていました。実際、家でも、補助便座には座るけど、そこからおしっこが出るまで、2カ月くらいかかりました。
尿意を教えるのって、案外難しいのです。例えば、箸の使い方であれば、親がこうやるんだよとやって見せ、それを子どもが見よう見まねで上達していく、という流れだと思うのですが、尿意はなかなかそうはいきません。
それまでの人生、好きな時に好きな場所でオムツにおしっこをする生活をしてきた息子からすれば、わざわざトイレでおしっこしないといけないのは、面倒くさいことだったのでしょう。
ちなみに、我が家ではおまるは購入しませんでした。
おまるを洗う、ということは、どう考えても大変そうだったので、私の中で一瞬で却下となりました。
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とうとう、出た!!!
補助便座に座るも、座って0.5秒で「出ない!」と言って補助便座から下りる、というのが2カ月ほど続いたある日。
何が良かったのかいまだにわかりませんが、とうとうチョロっとおしっこが出たのです!
トイレでおしっこしてくれることがこんなにうれしいとは!
その日はとにかくほめにほめまくったので、息子も気を良くしたのか、翌日以降も誘えばトイレでおしっこできるようになりました。
4.ごほうびシールで釣る作戦
しかし、なかなか自分から「トイレ!」と言い出しません。
こちらから誘っても、「行かないよ!」と言って断固拒否することも。
困り果てた末、ごほうびシールを導入することにしました。
息子の大好きなプラレールのごほうびシールを購入し、トイレに置いて、上手におしっこができたらシールを貼ってもいいよ、と伝えると、俄然やる気が湧いたのか、むしろ自分からすすんでトイレに行くように。ごほうびシールのおかげで、トイレの時間が楽しみになったようでした。
5.うちには合わなかったトレーニングパンツ
ここまではずっとオムツを履かせているのですが、なかなかオムツからパンツに移行するタイミングをつかめずにいました。
ネットで検索して、オムツ→トレーニングパンツ→パンツと移行するという記事を見つけ、早速、トレーニングパンツを購入し、家にいる間は履かせてみました。
しかし、トレーニングパンツは、オムツほどではないにせよ、ある程度吸収力があるせいか、うちの息子はおしっこをしてしまっても、出たとは言わずにはいたままでいるのです。
しかも、汚れて洗ったトレーニングパンツは、乾くのに時間がかかるため、在庫がすぐに尽きてしまい、結局今まで通りオムツで生活することの方が多かったです。
人それぞれだとは思いますが、うちの子どもにはトレーニングパンツは合わないようでした。
6.思い切って、普通のパンツに
自宅でトイレトレーニングを始めて5カ月が過ぎていました。
ごほうびシールのおかげで、誘えばトイレでおしっこすることはできますが、自分からは言い出さず、オムツが外せない膠着状態が続いていました。
そこで、思い切って、普通のパンツを履かせてみることに。
普通のパンツですから、おしっこをするとすぐに床までビショビショになります。
おもらしするとすぐに「出ちゃったよ」と教えてくれるように。
すかさず、「おしっこ出ちゃったね。次からは、おしっこしたいなと思ったら、トイレ行きたいって教えてね」と伝えました。
どんなに失敗しても、決して怒るまいと決めていました。
次第に、自分から「おしっこ!」と教えてくれるように。
普通のパンツにしてから1カ月くらいで、日中のオムツは卒業できました。息子、2歳8カ月の時です。
7.じっくり、あせらず
結局、自宅で本格的なトイレトレーニングを始めてからオムツが取れるまで半年かかりました。
それが長いのか短いのかはわかりませんが、これがこの子のペースだったのだと思います。
つい、よその子と比べたり、なかなか進まないのに焦ったりしてしまいますが、じっくりあきらめずに取り組めば、いつかゴールが見えるのだと思います。